マキネッタとミルクフォーマーで作る絶品カプチーノ

2023年1月5日

ココアパウダーでトッピングしたカプチーノ
カプチーノ ココアパウダーでおしゃれに

カプチーノは、エスプレッソコーヒーにフォームミルク(泡立てたクリーム状のミルク)を加えたコーヒーです。

マキネッタでコク深いエスプレッソをつくり、フォーム状のミルクで、マイルドで濃厚な絶品カプチーノに仕上げます。

今回は、この絶品カプチーノを2人分作ります。

必要な道具は、マキネッタ・ミルクフォーマー・計量カップです。

マキネッタ、ミルクフォーマー、計量カップ
マキネッタ・ミルクフォーマー・計量カップ

 

カプチーノを作る手順

ミルクは65℃と低い温度に温めて使います。

そのため、温かいカプチーノを楽しむには、次の3ステップで作ります。

① まず、エスプレッソを作ります。

  カップは、前もってお湯で温めておきます。

② 次いで、フォームミルクを作ります。

③ フォームミルクを加えて完成です。

①マキネッタで作るエスプレッソ

エスプレッソは、圧力をかけた湯で短時間で一気に抽出した濃厚なコーヒーです。

マキネッタを使うと、家庭で気軽にエスプレッソを作ることが出来ます。

エスプレッソは、一杯当たり50ccで、通常のコーヒー130ccよりも少なめです。

今回は、3人分のエスプレッソ150ccを作り、それから2人分のカプチーノを作ります。

また、マキネッタ使い方の説明は、次のリンク(マキネッタで作るエスプレッソ)で詳しく説明してあります。

https://kamayaki-coffee.com/wp-admin/post.php?post=434&action=edit&ip-geo-block-auth-nonce=5bd29823e2 

マキネッタでエスプレッソを入れる手順

①水150ccを安全弁 ( ボッチ ) まで入れます。

マキネッタのボイラー

②コーヒー粉15gをロートに入れて底を トン とします。

マキネッタにコーヒー豆を入れる

③マキネッタを火にかけて、エスプレッソを作ります。

マキネッタで作るエスプレッソ

④エスプレッソを予め温めておいたカップに注ぎます。

エスプレッソの出来上がり
エスプレッソ

これで、エスプレッソが出来ました。

②ミルクフォーマーで作るフォームミルク

フォームミルクを作る器具・材料

【 ミルクフォーマー 】は、1000-2000円程度で売っていますが、100均のものでも使えます。

100均と1500円のミルクフォーマー
左が100均、右が1500円のミルクフォーマー

【計量カップ】は、泡立てやすさから楕円形がお勧めです。

グラスや深さのある容器でもよいですが、計量できると便利です。

次の写真の計量カップは、100均で購入したものです。

100均の計量カップ
100均の楕円形計量カップ

 

【 ミルク 】は、生乳100%で成分無調整の物を選びます。

牛乳の表示 生乳100%
ミルクの表示 <生乳100%>

泡立てるとミルクは、1.2倍から1.5倍に増えるので、使用するコーヒーカップのサイズを確認してください。

例えば、エスプレッソ150cc + ミルク200cc (フォームミルク300cc)で、約450cc のカプチーノ(2人分)が出来上がります。 

ミルクの温度

まず、電子レンジか鍋で、ミルクを65℃くらいに温めます。

この温度は、計量カップを素手で触り続けられない位の熱さが目安です。

これよりも低い温度だと、泡立ちが悪くなります。

それとは逆に、温度が高すぎるとミルクの風味を損ないますので、注意してください。

また、お好みでミルクを甘くしておいても良いですね!😀

ミルクフォーマの位置

ミルクフォーマの位置で泡のでき方が違ってきます。

では、分かりやすいように水を張った計量カップで、ミルクフォーマーの位置を確認しましょう。

はじめは、底にあたる位に深く沈めて、それからスイッチを入れるのがコツです。

次の写真は、わかりやすくするために水を使っています。

ミルクフォーマーの位置
水中でのミルクフォーマーの位置

ミルクフォーマのスイッチオン!

それでは、実際にフォームミルクを作っていきます。

上の写真と同じように、ミルクフォーマーを計量カップの側面に寄せて、底の方に差し込みます。

この状態で、ミルクフォーマーのスイッチを入れます。

ミルクフォーマーの位置
ミルクの中でのミルクフォーマーの位置

 

空気の取り込んで泡を作る

回転子が少し見えるところまでミルクフォーマを引き上げて、空気を取り込みます。

ミルクフォーマで空気を取り込む
空気を取り込む様子

この空気取り込みの時間は、3秒程度です。

空気を取り込み過ぎると、大きな泡が出来過ぎて収拾がつかなくなります。

ミルクフォームを作る

空気を取り込んだ後は、ミルクフォーマは底の方に移動し、泡が出来過ぎないようにします。

次いで、大きな泡を細かく砕いてミルクフォームを作ります。

それには、回転子が見えない程度に渦を作り、大きな泡を渦に引き込んで細かく砕くのです。

それがうまく出来ない場合は、ミルクフォーマの位置を上げ下げしたり、中心方向に向けたり、傾けたりして、大きな渦を作るようにしてみてください。

回転子が見える程の渦は、”空気”を過剰に取り込んで、大きな泡を作ってしまうので注意します。

ミルクフォーマで泡を細かく砕く
泡が細かいフォームミルク

ミルクフォームの出来上がり

2分程度撹拌してフォームミルクの出来上がりです。

200cc のミルクが、300cc になり、量が約1.5倍に増えています。

下の写真は、下の部分は液体で、300までがフォームミルク、300を超えた部分は粗い泡の3層になっています。

300ccのフォームミルク

③フォームミルクを乗せて、カプチーノの出来上がり

フォームミルクは、泡のきめ細かい部分と粗い部分があります。

最初に、ゆっくり注ぐと、液体部分ときめ細かい泡が入ります。

その細かい泡は、コーヒーに溶け込みます。

次に、上に浮いている粗い泡を入れます。

この粗い泡は、コーヒーの上にそっと乗せるようにします。

これで、エスプレッソとフォームミルクで作ったカプチーノは完成です。

是非、この濃厚でコクのある絶品カプチーノをご賞味ください。

お砂糖を入れて、甘くしてもおいしいですよ。😉

カプチーノ
フォームミルクを入れた絶品カプチーノ

デコレーション

また、ココアパウダーでデコレーションすると、ココアの甘い香りがコーヒーとマッチします。

ココアパウダーでトッピングしたカプチーノ
ココアパウダーでトッピングしたカプチーノ

マキネッタでカプチーノをつくる動画

マキネッタとミルクフォーマーで作るカプチーノ


当店では、コーヒー豆・窯焼き焙煎器を stores と BASE にて販売しております。

こちらのボタンをクリックして『窯焼珈琲店』のサイトをご覧ください。😀